きょう発表された丸亀製麺の新制度では、店長に代わるハピカンキャプテンが設けられ、年収は最大で従来の約1500万円アップの2000万円。ハピカンキャプテンは、従業員の幸福実感と客の感動体験を体現する役割を担う。ハピカンキャプテンには4段階あり、段階が上がるごとに年収も上がる仕組み。ハピカンキャプテン候補になる店長クラスは現在、約750人いて、3年後に300人になるように育成していく。最大年収2000万円となる最上位グレードの従業員は、10人を目指すという。すかいらーくでも、年収1000万円を超える引き上げの動きが出ている。処遇改善の動きの背景には人手不足の強まりがあり、優秀な人材を確保するための環境は今後も広がるとみられる。パックンは、飲食店の店員も賃金が上がることで、日本国内の経済も引き上げることができるかもしれない、丸亀製麺は海外にも店舗を展開している、アメリカのファーストフードチェーン店の店長は2000万円レベル、世界と勝負したいなら、ハングリーな人材を育成することがマストになるなどと話した。
