コンビニで海苔なしのおにぎりが増加している。海苔の値段は4年前の2倍以上に。海水温の上昇で海苔の生産量が減少。海苔は適度な低水温で成長するが、気候変動で秋になっても海水温が下がらず。また、魚による食害も不作の原因。さらに海苔の一大産地の有明海では雨不足で川の水が減り、海に流れ込む栄養素が不足、海苔が成長しにくくなっている。一方で韓国海苔は世界中で売れている。韓国では海苔のことを「海の半導体」「黒い半導体」と呼んでおり、国を挙げて海苔業界を支援している。養殖場を拡大し、世界の海苔販売量の70%とも。一方で日本の海苔業者は零細企業が多く、後継者不足も深刻であり、生産量が減っている。