「名古屋ウィメンズマラソン」では、日本人トップかつ前田穂南選手の出した2時間18分59秒を更新すれば、パリオリンピック女子マラソン代表に内定する。スタートから10km付近の給水ポイントで先頭集団が差し掛かると、歩道側を走っていた鈴木亜由子選手が自分のドリンクを取り逃すアクシデントが発生した。鈴木選手は再びドリンクを取ろうとするが、再び取り逃した。ライバルの加世田梨花選手は前を走る鈴木選手に追いつくと自分のドリンクを差し出した。4位の選手が3位の選手を手助けすることになった今回のレースに、称賛が集まった。