有珠山の噴火に備えようと、胆振の洞爺湖町で避難訓練が行われた。訓練には町民約100人が参加、有珠山山頂からの噴火の可能性が高まっているという想定。泉地区では参加者たちが防災無線などで避難指示が出されたことを確認すると指定の一時集合場所に集まった。待機していた自衛隊の車両に乗り込み、避難所に向かうまでの流れを確認。有珠山は明治以降20〜30年の間隔で噴火を繰り返していて、前回の2000年の噴火からは24年が経過。下道英明町長は「洞爺湖町だけでなく伊達市、壮瞥町も含めて1市2町として広域的なところも継続的にやっていかなければいけない」と話した。