- 出演者
- 寺門亜衣子 RG(レイザーラモン) 山之内すず
ネッタイシマカは熱帯・亜熱帯に分布していて日本でもかつてはいたが今は生息していない。将来的に日本に入ってきてデング熱を媒介する可能性がある。蚊は一度に約80個を産卵し、わずかな水で産卵・孵化し、一度乾燥しても水に戻すと復活する。専門家の蚊の写真コレクションを紹介。
蚊に刺されないための対策を解説。まず蚊に刺されやすい人は、二酸化炭素・におい・体温が高い・黒。二酸化炭素は炭酸・アルコールなどの摂取で濃度が高くなる。汗のにおいに蚊は引き寄せられる。触覚やひげで二酸化炭素・においを感知し、近くまで来たら、視覚を頼りに黒・赤など濃いめの色に向かう。また、体温が少しでも高い人のほうに寄る。そこで、蚊に刺されないためには、白くゆったりした服がオススメ。ゆったりした服だとヌカカが入ってくる可能性もある。汗をふいたり虫除けをしたりするのも効果的。日焼け止めを塗る場合、日焼け止めの上から虫除け。蚊の感染で注意が必要なのは東南アジア。デング熱の感染が最も多かったのはインドネシアだった。東南アジアでもスーパー耐性蚊が問題となっている。1で普通の蚊が死ぬものが1000倍の量を使わないと死なない。日本ではまだ見つかっていない。
2023年約16万人がデング熱に感染したタイでは日本で開発されたクリームが使われ始めている。手掛けたのは大手日用品メーカーでクリームに塗った肌にとまった蚊は血を吸わずにすぐに離れた。クリームには化学合成の虫除け成分は使われていない。可能にしたのはシリコーンオイルで、水をはじく蚊の脚にもすぐに浸透。岐阜大学では蚊を寄せ付けない服を開発。使われているのは特殊な加工技術。
これからの蚊の対策について専門家は「きょう伝えた対策を覚えて欲しい」と話した。