- 出演者
- 寺門亜衣子 山根良顕 磯山さやか
今回は水害の際の避難の問題点と対策について解説する。
オープニング映像。
今回のテーマは「水害から命を守る 自ら行動するには」。大雨への備えと対策を解説する。ゲストは磯山さやか、山根良顕。ナビゲーターの秦教授は、今まで大丈夫だったことが今後大丈夫とは限らない、平時から自宅周辺の災害リスクを把握することが大事、最初にすべきは水害ハザードマップの確認と話した。
- キーワード
- ハザードマップ
川越市の水害ハザードマップは浸水する地域の人が逃げる方向や避難すべき建物の階数などを示し、内水氾濫ハザードマップは下水道の排水能力が追いつかずに側溝などから水があふれる場所を示している。標高が高くても窪地があったりするため、水害ハザードマップで安全だと思われていた場所でも内水氾濫の危険がある。秦教授は、一度でいいので家族で避難所に行ってほしいと話した。内閣府の調査で、指定避難所の31%が浸水指定区域に立地していることがわかった。浸水リスクの高いところに学校が建設されている場合もある。秦教授は、災害に対して万全はないのでハザードマップを過信したり絶対視してはいけないと話した。
秦教授は、ハザードマップは色がついていない所は浸水の危険性がないという意味ではない、普段から自宅周辺を災害の視点で散歩するのが大事と話した。大雨警戒レベルは、防災情報を用いて住民がとるべき行動を示している。警戒レベル3は大雨・洪水警報が該当し、高齢者などが避難を開始する必要がある。レベル4は土砂災害警戒情報が該当し危険な場所から避難、レベル5は大雨特別警報が該当し命を守る必要がある。レベル4までに必ず避難する必要がある。秦教授は、地域で避難のタイミングを話し合っておくことが重要、タイミングを決めていると自分で判断するために情報収集するようになると話した。NHKニュース・防災アプリでは、全国のハザードマップなどが確認できる。
エンディング映像。