川越市の水害ハザードマップは浸水する地域の人が逃げる方向や避難すべき建物の階数などを示し、内水氾濫ハザードマップは下水道の排水能力が追いつかずに側溝などから水があふれる場所を示している。標高が高くても窪地があったりするため、水害ハザードマップで安全だと思われていた場所でも内水氾濫の危険がある。秦教授は、一度でいいので家族で避難所に行ってほしいと話した。内閣府の調査で、指定避難所の31%が浸水指定区域に立地していることがわかった。浸水リスクの高いところに学校が建設されている場合もある。秦教授は、災害に対して万全はないのでハザードマップを過信したり絶対視してはいけないと話した。