医療ジャーナリストの森まどかさんが紹介された。高齢者2040年約7人に1人が認知症、認知症”新薬”の現状は?きのう厚労省が発表したデータによると2040年には6.7人に1人が認知症の可能性(前段階を含めると3人に1人)があるという。前回調査の802万人から約220万人(減)。減少要因は喫煙率の低下、生活習慣病の改善、健康意識の変化。課題は介護保険制度&介護を理由にした離職。森さんは「認知症の方々が孤立することなく支援を受けられるよう地域全体で支えていかなければならない」と指摘。認知症サポーターを紹介。全国に約1535万人(うち10代以下が約3割)。アルツハイマー病新薬「レカネマブ」を紹介。エーザイによると今年2月上旬までに約100人へ投与、来年3月末までに累計7000人と予測、将来的には最大年間約3万2000人見込み。森さんは「対象になる方は軽度の認知症の方と非常に限られた方なので非常に医療費が高い薬。これは認知症を治す薬ではなくて進行を遅らせる薬」「生活を支えるホームヘルパーの高齢化というのもすごく問題」などと話した。