朝鮮中央テレビが今日の午後3時頃から軍事パレードの様子を公開した。このパレードは朝鮮戦争の休戦協定締結から70年の昨日に行われたもので、ICBM「火星18型」などが登場したという。金正恩総書記の隣には中国の李鴻忠政治局員と、ロシアのショイグ国防相の姿があった。専門家は朝鮮戦争に参加していないロシア国防相の参加は異例だと指摘した。またパレードに先駆けて一昨日、金総書記自らショイグ国防相を兵器の展示会に案内した。専門家はロシアから格上の人物が派遣され、中国からは格上の人物が派遣されず、中朝同盟の結束がアピールできなかったと分析。さらに習近平政権は北朝鮮の核開発には反対していることから、中朝同盟は必ずしも蜜月関係ではないとのこと。そしてICBMとともに注目されたのが無人機で、よく見るとアメリカの無人機と酷似しているとのこと。韓国の専門家は敵・味方の識別を難しくする意図があり、国内には宣伝のために使う意図があるなどと分析した。