北朝鮮では建国記念日に先立ち、首都平壌で大規模な祝賀行事が開かれた。政府幹部が出席し演説などをしたが、金総書記は姿を見せなかった。こうした中、習近平主席は建国記念日に合わせて送った祝電の中で、「金総書記をリーダーとする朝鮮労働党の指導のもと、北朝鮮の国民が大きな勝利を獲得し続けると信じている」と金総書記のリーダーシップを称えた。また、習主席は今年が中国と北朝鮮の国交樹立75年にあたる中朝有効年であることに触れ、「新しい時代において戦略的に意思疎通を深め協力を強化する」と述べた。その上で「両国の人民に多くの福利をもたらし地域と世界における平和と安定に大きく貢献することを望む」と強調した。