日本、米国、韓国の防衛相は核ミサイル開発を続ける北朝鮮への抑止力を高めるため、陸海空など複数の領域での新たな共同訓練を今年夏に実施することで一致した。木原防衛大臣は「北朝鮮情勢を始め、安全保障環境が大変厳しい中において、日米韓3カ国の連携は、地域の平和と安定にとって不可欠であり、引き続き3カ国の協力を強化していく」と述べた。日米韓3か国の防衛相は弾道ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮情勢などについて意見交換をしたうえで、今年の夏に複数領域での共同訓練「フリーダムエッジ」を初めて行うことを決めた。訓練の具体的な内容や時期は今後調整する。また地域の課題を議論するための机上訓練を行うことでも合意した。