午後5時頃、6年ぶりに日本の地を踏んだアメリカ・トランプ大統領。手の拳を上げたあと手を振り、ゆっくりとタラップを降りて出迎えた木原官房長官と握手を交わした。その後大統領専用ヘリ「マリーン・ワン」へ。トランプ大統領は日本到着後さっそくSNSを更新、「日本に到着した、陛下にお会いするのが楽しみだ」と投稿した。朝から厳重な警備が敷かれた東京都内は、警視庁全体の3分の1にあたる警察官最大1万8000人の態勢で警戒にあたった。午後になるとトランプ大統領が到着する羽田空港では警備の緊張感が更に増していた。皇居周辺では警察官らが皇居前の側溝やマンホールなどを調べたほか、アメリカ大使館周辺ではアメリカ側が警備のためにドローンを飛ばして警戒していた。日本に向かうエアフォース・ワンの中でトランプ大統領は、「新首相との会談を楽しみにしている。彼女は私の友人である安倍晋三元首相の偉大な仲間で友人だった。2人は非常に親密で思想も近かったと聞いている、日米双方にとって有益だ、彼女は素晴らしい首相になるだろう」と語った。明日高市首相はマリーン・ワンにトランプ大統領と同乗するとも伝えられている。
