今月、千葉・木更津で開催された第1回木更津プリンフェスティバル。今回はこのイベントを立ち上げた実行委員会の皆さんの活動を紹介する。プリンフェスティバルに出店したのは地元の飲食店など11店舗。オリジナルプリンを作りその中からグランプリを決めるイベントとなっている。発起人の1人、曽根晃は地元で洋菓子店を営んでいる。スイーツで木更津を盛り上げたいと1年前、実行委員会を立ち上げた。曽根の呼びかけにさまざまなジャンルの飲食店からスターたちが集まった。ベルギー出身の洋食レストランのシェフは木更津産のいちじくをパッションフルーツとからめたプリンを開発。そしてこちらは老舗懐石料理店の総料理長が作ったのはしあわせの抹茶プリン。とろっと滑らかなプリンの下に抹茶のプリンを敷いた2層構造になっている。そしてたこ焼き屋の店主は油の代わりにバターを塗って通常のたこ焼きのように焼き上げたらかけた砂糖を焦がして仕上げるたこ焼きプリンを開発。迎えたイベント当日、プリンが次々と売れていった。たこ焼きプリンも予想を上回るお客さんが来場。2時間半でもう完売した。グランプリを取ったのは居酒屋、日本茶専門店、くん製調味料のお店が手を取り合ったプリン。これはほうじ茶を使ったプリンに桜のチップでくん製したシロップをかける逸品。これまでのプリンにはない斬新な組み合わせが高く評価された。この木更津をプリンの街にするために曽根たちはさらにこのスターの輪を広げていきたいと考えている。今回イベントで発売したプリンは各店舗での販売を検討されているものもあるという。