年末年始、最大9連休の最終日となったきのう、各地で新春恒例の催しが行われた。北海道札幌市・札幌市中央卸売市場では、今年1年の商売繁盛を願う初せり式が行われた。岐阜・高山市では、約180年前に始まったとされる消防出初式で、江戸時代から続く伝統の訓練が披露された。神奈川・箱根町・芦ノ湖で行われたのは、湖の安全を祈願する神事「湖水開き」。白装束をまとった國學院大學の学生が水上スキーに乗っておはらいを行う。日本の水上スキー発祥の地とされる芦ノ湖ならではの神事として、広く知られている。國學院大學法学部1年・瀬戸由輔さんは「皆が楽しく平和にいられたらと一生懸命振らせてもらった」と語った。愛媛・鬼北町で1990年から毎年開催されているのは、子どもたちの健やかな成長を願う「子泣かし天狗祭」。放射冷却の影響により、きのう朝は各地で冷え込みが強まった。最低気温−6.7度の中で行われたのは、岩手・柴波町・志和八幡宮「裸参り」。江戸時代、酒造りの成功を裸で祈願したことが由来とされている。
住所: 北海道札幌市中央区北12条西20
URL: http://www.sapporo-market.gr.jp/
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