多くの企業や官公庁では昨日が仕事納め。札幌市では市長が幹部職員約200人を労った。一方で長崎県は今年から仕事納め式を廃止。堅苦しい行事を無くすことで休暇を取得しやすくし、年末年始にしっかりとリフレッシュしてもらうのが狙い。同様の取り組みは全国の自治体で相次いでいる。また、仕事始めにも簡素化の動きが。大阪に本社置く大手塗料メーカーではコロナ前までは取引先を賀詞交歓会を開催し、寿司やビールなどを提供していたが、足を運んで頂く負担を減らすために来年以降すべて廃止。さらに年賀状や役員が就任した際に送っていた挨拶状も廃止するという。こうした動きに街からは「普段なかなか話せない人と関わる機会になる」とポジティブな声がある一方で「若手社員は”出し物”を求められるので無くなってほしい」というの意見も。出演者からは「何もかも無くしてしまうと寂しい」「ネットで全部済む」等の声が上がった。