埼玉・杉戸町 ヤマザキライスを取材。水をほとんど使わなくても新しい技術として出来るようになった田んぼがある。乾いた状態の田んぼにタネを直接まいていくだけの節水型乾田直播栽培。水田でのコメとの違いを番組スタッフが試食して確かめたところ、「もっちりしていて甘みもあっておいしいおコメです」とコメント。山崎能央社長は、農林水産省にも確認して、普通の水田で作ったおコメと同じカテゴリーだと説明している。この技術は、将来的に富山県と同じ面積ほどある耕作放棄地でもコメ作りが可能になるとみられる。作り方はコメの種にビール酵母資材の液体を吹きかけるだけ。肥料を与えたコメは大きく根を張り高温障害にも強く水不足も乗り切れる。この栽培方法により水の管理などの必要がなくなりコストも人手も大幅カット。ヤマザキライスには実証実験に全国から刺殺が訪れている。