渡部さん一家にお世話になる。渡部さんの家は檜原村の奥地に佇む築400年の古民家だという。夫の智史さんは八王子の精密機器メーカーに務める会社員で妻の由佳さんはキャンプ場の管理などを運営する会社の代表を務める。以前は世田谷の3LDKのマンションで暮らしていた。今は庭付き3DKの一軒家で家賃3万8000円の賃貸住宅で生活している。4年ほど前コロナ禍がきっかけで由佳さんは会社を辞め、智史さんは在宅によるリモートワークが進み、自然の中で娘に育って欲しいという思いもあって移住を決めた。檜原村の魅力は緑の豊かさと自然の音だという。都心より物価が安く食費が節約できるのも魅力だという。そして去年古民家を購入した。部屋は5つあり広さは約40畳で水道などの整備も行っている。電気は通っているので不便さは感じないという。通学はバスを利用している。生活に欠かせない薪も自分たちで用意する。夫婦で助け合いながら生活している。夕飯の準備は日が暮れる前に行う。田舎暮らしで心と時間に余裕ができ家事を協力することが増えたという。野菜をふんだんに使い囲炉裏ですき焼きを頂いた。不便を楽しむのが田舎暮らしの醍醐味だという。
裕太さんは離れで一夜を過ごした。裕太さんはダウンジャケットを着たまま就寝した。朝の気温はー0.3℃だった。燃えやすい杉の葉は拾い火を起こした。一宿一飯の恩義で裕太さんが朝ごはんを作ることにした。町に戻ることを考えているか聞くと渡部さんは「できるだけ田舎暮らしをしていたい」などと答えた。
裕太さんは離れで一夜を過ごした。裕太さんはダウンジャケットを着たまま就寝した。朝の気温はー0.3℃だった。燃えやすい杉の葉は拾い火を起こした。一宿一飯の恩義で裕太さんが朝ごはんを作ることにした。町に戻ることを考えているか聞くと渡部さんは「できるだけ田舎暮らしをしていたい」などと答えた。