バドミントン女子シングルス・山口茜(世界ランク5位)。3回目のオリンピックに挑む上で一番大切にしていることは楽しむこと。「楽しめるときが一番強い」という。どうすればオリンピックを楽しみ、一番強い自分を出せるのか。ヒントは幼少期の記憶にあった。実家から送ってもらった幼少期の自分のビデオを見て、当時はラリーが繋がるのが楽しさだったことを思い出した。「ラリーが続くだけで楽しい」という気持ちを大切にすることにした。結果は後から付いてくる。過去2回のオリンピックは泣きっ面で終わってしまった。今回は笑顔で終わりたい。ちなみに、山口茜はラケットごとに家族のイニシャルを書いている。「やんちゃなプレーをしたい時は次男」など、プレースタイルに合わせて使い分けている。