陸上男子走り高跳びのジャンマルコ・タンベリ選手はセーヌ川で行われた開会式にイタリア選手団の旗手として参加したが、勢いよく旗を振っているうちに結婚指輪が指から外れ川に落ちてしまったということだ。タンベリ選手は指輪が水の中に落ちる瞬間は永遠のように感じられた。愛する人よ本当にごめんなさいと妻に謝罪。それでももっと大きい金を手にして帰れる幸運に恵まれますようにと金メダル獲得へ気持ちを切り替えていた。タンベリ選手は前回の東京大会で同じ記録で並んだ選手との決着をつける試技を話し合いで打ち切りともに金メダルを獲得し話題となった。