パリ五輪卓球女子シングルス準々決勝で早田ひなが北朝鮮・ピョンソンギョンに勝ち、卓球日本勢唯一の準決勝進出。ピョンは世界ランク16位だが、11位の選手を破ったダークホース。混合ダブルス1回戦で早田は北朝鮮ペアと対戦し初戦敗退。北朝鮮はコロナにより長期間国際大会の出場はなくデータが少なく注意が必要。東京五輪では早田は補欠で、伊藤美誠、平野美宇がメダリストになる中スタンドから応援。今大会では日本のエースに成長。試合後「最後自分がやるべきことを自信もってプレーすることができたので、あした準決勝に進むことができてよかった。(次戦は)技術だけ、体力だけ、精神力だけでも勝てない」と話す早田。準決勝では中国・ソンエイサと対戦。早田は「東京五輪が終わって3年間、この舞台でソンエイサ選手に勝つため練習を積んできたので、勝つか負けるかはわからないがしっかり勝ちに行きたいし、自分が持っている技術を精いっぱい120%出せるよう頑張りたい」と語った。