中垣内祐一は大学生の時にバレー日本代表に。バルセロナオリンピックで6位入賞。東京オリンピックでは日本男子バレーの監督として29年ぶりに7位入賞。中垣内が福井県に移住したということで訪ねてみた。中垣内家は江戸時代から10代以上も続く米農家。父を含め4人の会社で年間160トンのお米を作っている。2年前に里帰りし本格的な米農家に転身した。田んぼは全部で35ヘクタール。中垣内はお客さんが美味しいって言ってくれる声が聞きたいという。そんな中垣内に6か月密着した。5月、田植えの作業を開始。田植えは朝5時から夕方5時まで行い、1日に1ヘクタール終わらせるのがやっと。休むことなく40日続け、5月末に田植えが終わった。6月、ドローンを使い肥料を撒いた。これまでは田んぼ1枚に3時間かかっていたが、ドローンを仕えば20分で済む。ドローンの費用は免許なども含め全部で300万円以上かかったという。