三井不動産や首都高速道路などが進める東京・日本橋の大規模再開発の詳細が明らかになった。テーマは“水都”としての「東京の新しい顔」。「日本橋リバーウォーク」と銘打ち5つのエリアで再開発が進む。2035年度を目標に首都高の日本橋区間が地下化される計画。東京オリンピック前年の1963年に開通し、都心部の渋滞解消を担ってきたが、景観を損なうとの声もあった。1日約10万台の自動車が走行して道路が老朽化。2040年度に地上の首都高が撤去される予定で、日本橋に再び青空と水辺が戻ってくる計画。川沿いに高層ビルを建設せず、より開けた空間を演出する。船による水上交通も活性化したい考えだという。