1964年東京五輪でバレーボールが初めて正式種目として採用される。回転レシーブで鉄壁を誇った日本は東洋の魔女と言われ最強だったソ連を破り金メダルを獲得した。視聴率はスポーツ中継史上最高の66.8%を記録。黄金時代を迎えた女子バレーは、世界バレーでは6大会連続でメダルを獲得、オリンピックでも出場5大会連続のメダルを獲得した。しかし1988年ソウル五輪では4位、その後も2大会連続でメダルを逃し世界との差が広がっていった。2000年シドニー五輪最終予選で中国・イタリアに敗れ、負ければオリンピック出場が絶望的になるクロアチア戦では身長159cmのセッター・竹下佳江(当時22)が狙われ3-2で敗退。女子バレー史上で初めてオリンピック予選敗退となった。
