光熱費の値上がりが新年度を迎える飲食店や家計を直撃。食品を中心に値上げの春となる中、追い打ちをかけるように物価高対策で復活していた電気・ガス代の補助金が今月末で終了。来月使用分の電気料金は東京電力管内の標準的な家庭で3月より458円上がり8777円となる見通し。補助金が満額だった2月と比べると1280円値上がり。ガス料金も東京ガスでは5747円になり、3月より193円値上がりする見込み。電気代の値上がりは補助金終了に加え、再エネ賦課金が引き上げられたことなどが要因。これに中東情勢の影響は反映されておらず、今後さらに上昇するとみられる。火力発電の燃料の液化天然ガスも高騰。夏ごろの使用分から電気代を押し上げる可能性がある。電気・ガス代の高騰により大きな影響を受ける飲食店。東京・月島のもんじゃストリートの「月島もんじゃ わらしべ 創業店」は客席が3階まであり、数多くの照明やエアコンのほか、鉄板30台は都市ガスを使用。寒い時期のエアコン使用量は少ないが、補助金があった去年2月の電気・ガス代は合計16万5000円だっが。今年は去年より4000円高くなっていたが、夏はエアコンを使う頻度が多くなるため光熱費は月20万円かかり、さらに負担が重くのしかかってくるという。
