開幕を間近に控えたパリパラリンピック。現地の選手村は障害者に配慮した仕様になるなど、準備が整ってきている。ゴールボールについて紹介。ゴールボールは視覚障害のある選手が、1チーム3人でボールを投げ合って得点を競う。頼りのするのはボールの中に入った鈴の音。アイシェードと呼ばれる目隠しを着け、視覚以外の感覚を最大限に研ぎ澄ましてプレーする。女子のエース・萩原紀佳(23歳)は、新たな球種を習得して成長。東京大会銅メダルのチームを引っ張り、3大会ぶりの金メダルを目指す。萩原は「網膜芽細胞腫」という目の病気。