小島よしおがチャリティランナーとして挑んだ東京マラソン。Tシャツの胸にはゴールドのリボン。小児がんの子供たちを支援するシンボルマーク。小島は今回、ある少年との約束を胸に走った。先月、会いに行ったのは小島の大ファンだという小学6年生の昊樹君。昊樹君は2歳半の時に血液のがんの1つ、急性骨髄性白血病を発症。抗がん剤などの治療を半年間続けた。病気を克服し今はサッカーに熱中しているというが目には障害が残っている。白血病の診断と同時期に左目を失明した。がんが原因とみられている。1年間におよそ2000人が診断されている小児がん。昊樹君のように治療を終えても体に何らかの症状などが残るケースも多い。そんな小児がんを知ってもらうための活動がゴールドリボン。その活動を知った小島はチャリティランナーとして東京マラソンを走ることを決めた。そして迎えた約束の日。目標は自己ベスト更新。マラソン終盤沿道で小島を待っていたのはゴールドリボンネットワークの子供たち。自己ベストを6分以上更新してフィニッシュした。