南青山に店を構えて102年、老舗の和菓子店にきょうのスターがいる。青木さんは2年前に店を継いだ4代目。季節のお菓子を中心に作っているとのこと。外苑前から世界へ和菓子を広げたいという夢を持っている。香辛料を使った和菓子をつくっている。近所のアートギャラリーでは月に2回お茶会が開かれていて、そのための和菓子を頼まれているという。用意したのは虹をイメージした寒天。これらを葛饅頭の上に散りばめた。青木さんの店は大正12年に曽祖父が創業し、その後代々ヒット作を生み出してきた。2代目の看板商品は豆大福。3代目の和菓子といえばミニどら焼き。4代目が目指すのは海外。大学時代、バックパッカーとして世界を旅して回った青木さんは、海外に和菓子を広げたいと考えている。スペイン人シェフと開催したイベントでは、スペイン料理のフルコースの中で出す和菓子をつくった。フランスに足を運び、有名ファッションブランドのパーティー用の和菓子をつくったこともあるという。来月はインドでイベントを開催するとのこと。この日は高級スーパーで販売する和菓子を試作している。カルダモンを使って作るという。いずれは海外に店舗を持ちたいとのこと。