サッカー23歳以下のアジアカップ準々決勝で、日本代表は開催国のカタールと対戦した。この大会で上位3チームに入れば、パリ五輪の出場権が与えられる。この試合に負けるとパリへの道が閉ざされる大事な一戦。アウェイの中、試合が始まるが、日本は開始早々、山田楓喜が相手のパスミスからボールを奪うと、持ち込んでそのままシュートし、日本が先制する。その後、カタールに同点に追いつかれた日本。前半41分には相手ゴールキーパーがレッドカードで退場となり、日本は数的優位となる。しかし、後半4分クロスボールからヘディングを決められてしまい、カタールに勝ち越しを許す。後がない日本は後半22分、コーナーキックのチャンスで、木村誠二が186cmの長身を生かした値千金の同点ゴール。勝負は延長戦に突入する。日本は延長前半の11分、細谷真大のゴールで勝ち越しに成功すると、さらに1点を追加した日本は準決勝に進出。次の試合に勝てばパリ五輪出場が決まる。