東京商工リサーチが今年度の企業の賃上げについての調査結果を発表した。賃上げ実施の企業は82.0%となったが、実施率は2年連続減少。企業の業績は回復傾向にあるが物価高で利益が圧迫され賃上げに踏み切れない企業が増加している。産業別に見ると運輸業が89.67%と最も高い。規模別では大手企業が92.66%、中小企業は80.96%と企業規模での差が過去最大となった。東京商工リサーチは「賃上げ疲れがみられトランプ関税や金利上昇などに1社で対抗する術は乏しい」とした上で「安定した賃上げ継続には業務効率化や金融機関・行政の支援も必要になる」としている。
