高度な治療が必要な重傷な子どもを遠く離れた医療機関に運ぶ「ドクタージェット」の試験運行が始まった。今日搬送されたのは新潟の病院に入院していた乳幼児の男児で、先天性の気管狭窄があり心室が1つしかないことなどから高度な治療を受けるため、都内の病院へ転院が必要でドクタージェットでの搬送が決まった。試験運行はNPO法人「日本重症患者ジェット機搬送ネットワーク」が行うもので今回が3例目となる。機内には医療器具の他、人工心肺装置も搭載されており、余裕のある機内で子どもにストレスかけることなく母親が抱いた状態で運べたという。NPO法人代表は今後国内全域で運用を目指しつつ、搬送された患者負担を無料にするため国に補助金の予算を要望したいとしている。
住所: 東京都大田区羽田空港3-3-2
URL: http://www.tokyo-airport-bldg.co.jp/
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