FRB(連邦準備制度理事会)のパウエル議長は「政策を調整する時期がきた。利下げのタイミングとペースは今後発表されるデータや見通し、リスクのバランスによって決まる」と述べ、9月の会合で利下げに踏み切ることを強く示唆。記録的な物価高について「インフレ率は目標の2%台に戻る持続可能な道筋にある」と自信を示した。失業率が上昇していることについては「労働市場のさらなる冷え込みは歓迎しとない」と述べ、高金利による景気減速への懸念を示した。発言を受け、、外国為替市場では2円以上円高が進み、一時1ドル=144円台前半をつけている。