高校生らによるデモの拡大を受け、フランス・ルコルニュ首相は7日、デモの沈静化に向け、欠員の補充や学校設備の改善、パルクールシュップの見直しなど5項目の対策を検討すると表明。パルクールシュップとはフランス独自の大学出願システムのこと。東京外国語大学・渡邊啓貴名誉教授によると、パルクールシュップは2018年に導入され、成績・出身高校の情報、担当教員による評価などを登録し志望校に出願するもの。各大学が入学希望者を審査するが、生徒側はどんな選考基準か知らされず不合格理由が分からない。一部大学では出身高校のランキングに基づき選考が行われ、個人の成績ではなく通っている高校のランキングが重要視される側面もある。(シュッドラジオ)。渡邊名誉教授はデモ拡大の要因として、パルクールシュップの審査の“ブラックボックス化”への不満があり、都市部とそれ以外の地域では教育環境の格差が大きく不平等感を強く感じ、透明性の向上化ができるかがカギとなると分析している。さらに抗議デモの今後については犠牲者が出た場合、政権の退陣要求運動へ発展する可能性もあると指摘している。
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URL: http://www.tufs.ac.jp/
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