- 出演者
- 薬丸裕英 峰竜太 山田五郎 井ノ原快彦 中原みなみ 土屋礼央 市川紗椰
オープニング映像。
5周連続で西武線シリーズに出没中。西武線には12もの路線があり全ての路線がどこかでつながり、乗り換えしながらどこへでも行けると思ったら他の西武線とつながっていない路線が1本あった。西武線シリーズ第4弾は孤高のローカル路線でその名は西武多摩川線。今回は西武多摩川線沿線全域に出没。
西武多摩川線はJRの中央線とは始発の武蔵境駅で接続している。乗り換え口があるためJRから西武へスムーズに移動できてとても快適である。西武多摩川線のホームでは4両編成のレトロな電車が出迎えてくれる。西武多摩川線は全長約8kmで駅は6つで下りは終点までわずか12分である。この路線を作ったのは西武とは全く別の鉄道会社であった。多摩川で取れる上質な砂利を都心へ運搬するため開業し、その後西武が買い取り人を運ぶようになったが結局他の西武線とつながることはなかった。第20位は「西武唯一の飛び地路線」。
武蔵境駅を出発し、2番目の駅の新小金井駅で上下線の車両が待ち合わせをしすれ違う。ホームへ降りると武蔵境駅からたった一駅で田舎へ来た気分となる。東京ではほとんど見ることがなくなった構内踏切が今も残っている。こじんまりとした駅の目の前にはレトロな商店街のアーチがあり「新小金井西口商店会」となっている。お店があるか不安になりながら進むと、昭和34年創業の小さな和菓子屋さんが現れた。第19位は「新小金井 亀屋」。この店のルーツは江戸時代に近江で始まった和菓子店「亀屋」の暖簾分けとなっている。
新小金井駅を出発すると住宅街から緑が豊かなエリアへ。3つ目の駅は多磨駅でこちらの駅舎は2020年にリニューアルした。味の素スタジアムへはここから行くのもおすすめでリニューアルによりおしゃれな橋上駅舎となり、東口も新設され便利になった。そんな駅前でよく見かけるのが外国の方々で多摩川線沿線は国際基督教大学に東京外国語大学・アメリカンスクールインジャパンもあるインターナショナルなエリアである。第18位は「外国人がいっぱい」。「ル・ミロ カフェ&ビストロ」はいつも様々な国籍のお客さんで賑わっている。オーナーシェフはフランス人のアイハン・イルベイさんである。近所にある野川公園へ行ってみると散歩をするカナダ人に出会った。
多磨駅の隣は4つ目の駅である白糸台駅。この駅に隣接されているのが西武多摩川線の車両基地。ここで日々のメンテナンスが行われている。そして白糸台の先では京王線と交差し、5つ目の駅は競艇場前駅となる。最後のストレートを駆け抜けたら終点・是政駅である。是政という駅名はこの辺りの地名からつけられた。府中の土地を開拓した戦国武将・井田是政が地名の由来である。是政駅の近くには東京競馬場があり、競馬場ができる前から井田是政の墓が今も大切に守られている。是政駅と競馬場の間で人通りがほぼない平日のお昼に行列を見つけた。第17位は「たま家食堂」。食肉卸しの会社がフードロス削減のため1990年に始めたもつ煮が人気のお店である。ベースとなるのは豚の背脂を加えた豚骨スープで丁寧に下処理した臭みのない豚もつを3時間以上かけじっくり煮込む。
西武多摩川線の車両を撮影していると、電車の中から自転車が出てきた。当たり前のように自転車と一緒に乗り込んでいた。観光地の路線ではたまに目にすることがある自転車をそのまま社内に持ち込めるサービスで西武多摩川線は2021年に首都圏で初めて常設化した。第16位は「サイクルトレイン」。のんびりとした西武多摩川線だからこそできる自転車の活用法かもしれない。
市川紗椰は「西武多摩川線は高校の時毎日通学で乗っていて、アメリカンスクールインジャパンは私の高校で西武多摩川線に乗りたくてわざわざ遠回りした」などと話した。土屋礼央は「子どもの頃は中央線とホームが一緒で反対側に西武多摩川線が停車するので改札を通らずに乗り換えできる」などと話した。
西武鉄道の孤高のローカル線・西武多摩川線。新小金井駅西口ののどかな商店街のそばに気になるお店を見つけた。そこはおしゃれな靴屋さん「coupé」で工房も併設している。ここは週末に不定期でオープンするセミオーダーの革靴店で注文から10か月以上かけ、お客さんと対話をしながら作っている。中丸さん夫妻は中央線沿線のシェアショップから移転してきた。そして「SAFUJI」も不定期でオープンする革小物のアトリエショップである。こちらのオーナー夫妻もこの町の環境を求めて移転した。シンプルで使いやすいアイテムに惹かれ、多摩川線に乗ってやって来るファンが沢山いる。第15位は「のんびりモノ作り」。そして西武多摩川線の音が聞こえる駅近にあるのは産業としては廃れてしまった活版印刷の愛好家の方々が共同で運営する作業室で、武蔵野美術大学の横溝健志さんが主催している。今では貴重な活字は廃業する印刷所から譲り受けた。活版印刷の魅力に触れてもらうため、不定期でワークショップなども開催。タイミングが合えば名刺などの印刷も受け付けている。そして溝活版分室の隣にあるのは「空想製本屋」で店主は製本家の肩書きを持つ本間あずささん。7本の竹を合わせ背表紙にした本はあるエッセイ集の出版を記念したオーダーメイドの特装本で本の仕立て直しもしている。
多磨駅前の広場で4年前から開催されているのが「たまいまマルシェ」という地域密着のイベント。線路沿いにステージが作られ、地元のお店も出店し3日間大いに盛り上がる。主催は多磨駅周辺で活動する地元の有志のグループ「たまいま」である。第14位は「たまいま」。たまいまが毎月行っているのが多磨駅周辺の清掃活動「たまいまクリーン大作戦」。住民に混じり西武多摩川線の職員さんも時折参加している。そして7月の毎週金曜日に開催されるのが「たまいまビアガーデン」である。府中や小金井で人気のキッチンカーも集結し、多摩川線を眺めながら気持ちよく酔える。
競艇場前駅の改札目の前に伸びる連絡通路はギャンブラーたちへの夢の架け橋である。その先に待っているのはボートレース多摩川。そしてこのレース場にはボートレースファンがここに来たら必ず食べるべしと絶賛するレース観戦のお供がある。それは牛バラ肉の塊を4時間じっくり煮込み、旨味たっぷりのスープとともにご飯にかける牛炊である。第13位は「ギャンブル飯」。是政駅からアクセスできる東京競馬場には飲食店が74店舗あり、フードコートのように使う方もある。テーマパーク気分で競馬場を楽しむファミリーに人気なのが「大穴ドーナツ」で大人はゲン担ぎにこれを食べ一攫千金を狙う。ジョッキーの被る帽子の色をイメージした8色の小籠包はゲーム感覚で競馬を楽しむなら最高のアイテムである。一方とにかく予想に集中したいガチの競馬ファンのルーティーンは早くてうまい「馬そば 深大寺」である。一日中行列で多い日には2000杯を売り上げる。そしてこの日50人以上が行列を作っていたのが戦前に銀座で創業した喫茶店がルーツという「耕一路」。その「耕一路」の創業者の祖父は渋沢栄一でさらに競馬の神様・大川慶次郎は創業者の息子である。耕一路の看板商品は東京競馬場グルメグランプリで1位を獲得したことがあるモカソフト。
多磨駅から徒歩10分、クリスマスローズと を直売する人気の花農家がある。第12位は「花郷園」。約200種のベゴニアを栽培しているが、野口貴子さんはキャビンアテンダントだったが今はフラワーアテンダントを名乗りSNSで花の情報を発信している。父である先代は演芸会のレジェンドで90年代後半それまで日本にはなかった八重咲きのクリスマスローズをイギリスから持ち帰り日本で一大ブームを巻き起こした。しかしブームの最中父が突然他界し、貴子さんは急遽この世界へ飛び込んだが花の栽培の知識は皆無だった。父の同業者だった仲間にも助けられながら花と格闘し、今では様々なオリジナル品種を開発し沢山のファンを獲得している。
西武多摩川線を走る車両は全て新101系で西武線で走っている車両の中では最も古い車両である。第11位は「西武 新101系」。新101系は2030年度までに引退し、環境に配慮した車両に置き換わる予定となっている。
江戸時代には農地が広がっていた野川公園の一帯。この地の豪農の家に生まれた地元の英雄が新選組局長の近藤勇である。第10位は「近藤勇」。生家跡の近くには彼の跡を継いだ養子の勇五郎が明治になって開いた道場の建物が残されている。
野川公園沿いには自宅の1階で営むビストロ「Bistro un petit pont」がある。新小金井の住宅街には日曜限定でオープンするパン屋「大福ベーカリー」がある。多磨駅の住宅街には一軒家の軒先で営業するラーメンのキッチンカー「くるま屋台GT」がある。
多磨駅の近くには都立では最大の墓地「多磨霊園」がある。
新小金井駅~多磨駅の間には「国分寺崖線」という東西に伸びる段差があり、この地形を多摩地域では「はけ」と呼んでいる。はけの斜面から湧き出た水によって野川が生まれ、またこの湧き水を利用して「三鷹大沢わさび」の栽培が行われている。そして今年の春、三鷹市の3軒の飲食店が協力し、三鷹大沢わさびを味わう機会が作られた。
配信情報が流れた。
西武多摩川線 BEST20。6位「やすいみ~と」。肉の卸業者が営む肉レストランで、一番人気は豚肩ロースを丁寧に叩いて筋を断ち切って揚げた1日限定8食のわらじかつ。
