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「東京大学」 のテレビ露出情報

誰もいないイチゴの植物工場。作業しているのは1台のロボット。腕が伸びたかと思うと先端の綿のような毛を優しく花にこすりつけている。ロボットが行っているのは「授粉」。花粉を雌しべに付着させる作業だ。この動きはハチの動きをAIが学習したもの。ハチは餌となる蜜や花粉を集めるときに体中の毛に花粉が付く。その花粉が雌しべにうつると授粉となる。このハチによる授粉が日本の農業を支えてきたと専門家は指摘している。ハチの授粉のノウハウをAIに学ばせたロボットを開発したのは東京大学発のスタートアップ企業。代表の市川友貴さんは一見無秩序に見えるハチの動きに規則性を見出した。イチゴの花のうえで花粉と蜜を集めるハチ。AIを使った画像認識で頭や腹、脚など7つのパーツを識別する。その結果を色分けし、さらにAIで解析してみるとハチは体の向きを頻繁に変えながら花の上を円を描くようにまんべんなく動き回っていることが分かった。そしてこのハチの動きがイチゴの品質にも大きく関わっていることも分かった。イチゴは1つの花に約200本のめしべがある。そしてこのめしべ一つ一つにまんべんなく花粉がいきわたることが形が整った質の良い身になるのに必要だとされている。授粉が一部に偏ると形が崩れるなど品質が落ちてしまう。そこでAIの解析から得られたハチの独特な動きをもとにロボットのアームの先端に改良を施した。毛の量を増やすことでめしべとおしべを包み込み、花全体にしっかり接触するようにした。さらにAIカメラが花の形や向きを自動的に検知して花の真正面にアームの先端が伸びていく仕組みにした。また毛を細かく振動させて花に接触させることでめしべ全体に花粉がいきわたるようにした。これもハチの動きを模倣したもの。市川さんによると実験では授粉が成功して実がなる割合は約9割に達し、ハチによる授粉を上回っているという。市川さんはこの技術をイチゴ以外の果物や野菜にも応用したいとしている。今後実際の農業の現場に導入が進めば、果物や野菜の安定的な生産や担い手不足の解消にもつながると期待されている。市川さんは「少人数でもたくさんの食料を作ることが出来る新しい仕組みを作っていく必要がある。他の作物への応用と既存の農家も使えるシステムにしていくことを目指しているところでもあるし、今の課題解決につながっていくと思っている。」などと話した。このイチゴの授粉ロボットは実用化していて、来年には食品メーカーへの導入も決まっている。現在も国内だけでなく海外からも問い合わせが来ているようだ。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年5月13日放送 5:20 - 8:00 TBS
THE TIME,関心度ランキング
昨日農水省がコメ5kgあたりの平均価格を発表。18週ぶりに値下がりとなった。JA全農によると、8日時点で出荷完了した備蓄米は全体の32%にとどまるという。そこで石破総理はスピード感を持って対策をとるとした。政府が進める検討中の対策案は3つあるという。1つめは備蓄米買い戻し期限の延長。これまで備蓄米を買い受けた事業者は原則1年以内に同じ量の新米を政府に返さなけ[…続きを読む]

2025年5月12日放送 19:00 - 21:54 テレビ朝日
クイズプレゼンバラエティーQさま!!Qさま!!3時間SP
敗者復活戦に挑戦。不正解は即終了。世界遺産や偉人などに関する〇☓問題で全員一斉に解答し最後まで残った1人が復活。

2025年5月12日放送 10:25 - 13:00 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブル池上彰&増田ユリヤ徹底解説
報道の自由度ランキングでアメリカは過去最低の57位。日本はG7最下位の66位となった。アメリカでは放送の公平性を担保するためFCCが制定した公平原則を1987年に廃止。日本の順位が低い理由として、政府・企業がメディアに圧力をかけることが常態化し、記者クラブ制度がメディアの自己検閲や外国人記者への差別につながっているとされた。これからの報道には公平・中立に代わ[…続きを読む]

2025年5月12日放送 9:00 - 11:54 NHK総合
国会中継参議院予算委員会質疑
関税をめぐる日米交渉について、維新・斎藤アレックス議員からの質問。交渉の目標について問われた総理は、「日米どちらかが得・損をするのではなく ともに協力しながら世界の人々の福祉を向上させること」などと、関税の完全な撤廃を求めていく方針を表明。日米交渉の進捗について問われた赤澤大臣は、「日本として関税措置への遺憾の意を伝えている」「詳細は明かせないが 日本として[…続きを読む]

2025年5月11日放送 1:30 - 2:30 NHK総合
謎解き!ヒミツの至宝さん(スゴ技スペシャル)
金刀比羅宮奥書院にある伊藤若冲「百花図」は、部屋の四方に74種201の花が描かれている。草花の一つ一つが細かく描かれている。ひまわりの絵は植物学的観点から見ると種ができ終わりが近い状態だが、美術的な観点から見ると花びらが開こうとしている姿にも見える。現実と創造を融合させた作品となっている。青物問屋の長男として生まれた若冲は絵を描くことが好きで、寺に通い詰めて[…続きを読む]

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