ソフトバンク・先端技術研究所は最新の研究について発表した。「脳オルガノイド」は脳が持つ柔軟な学習能力を直接、コンピューターに取り入れたもの。ロボットの頭脳となる脳オルガノイドはヒトのiPS細胞から人工的に作り出したもの。今後、研究を進めることでロボットの制御や自動運転技術などで活用できる可能性を秘めている。ソフトバンクは3年前から東京大学などと共同で研究を進めているが実用化は2050年以降になるという長期プロジェクト。ソフトバンク・先端技術研究所・湧川隆次所長は、こういう世界観が量子、その先にあることが見えてきたと語る。ソフトバンク・先端技術研究所は、朝倉慶介さんは、今回AI技術ではなく脳細胞・脳オルガノイドというコンピューターに学習させて動きを実現していると説明した。