東京大学大学院などの調査チームが放送業界で働いたことのある男女183人にメールなどで調査を行ったところ、女性の約4割が性的な関係の誘いを受けたことがあり、約1割は性的な関係を強要されたことがあると回答した。今回報告された被害は1980年代~現在までのもので、2010年代の被害が最多だった。具体的には、上司から呼び出されて膝枕してくれないなどと言われた、演者からメールでホテルに誘われる事が頻繁にあったなどの回答があった。調査チームは、職場の上下関係や取引先との利害関係、報復の恐怖など業界の構造的問題があると指摘した。性的な冗談といった小さな加害や被害を見逃さない、取引先の会合は複数で参加するなどのルール作りを提言した。
