錦秋10月大歌舞伎に寿猿さんが出演。寿猿さんは責任を感じる。高齢者だなと思うような役者でいたいとコメント。3歳から舞台役者としても活動。芸歴は92年。歌舞伎役者になる前、戦時中も舞台に立ち続けていたという。1944年ごろ、舞台中のある光景が印象に残っている。寿猿さんは、空襲の警戒情報がなるとみているお客さんを外に出す。待ってるのお客が。警報解除となると客が入ってくる。今までやったところからまた芝居をやると話す。観客は防空頭巾を身につけ鑑賞していたという。空襲直後の歌舞伎座を訪れる。外郭を残し全焼していた。芸の存在意義と失ったものの大きさを目の当たりにする。現在出演している「義経千本桜」は寿猿さんが長年携わる演目のひとつ。市川團子さんを始め多くの若手とも共演している。若手に伝えたいことは?芝居だったらいいかげんにしないということ。納得してもらうような芝居をする。今後の歌舞伎界は?偉そうなことは言えないけどこのままでずっと通ればいいと思う。気持ちを引き締めて、いいかげんなことはしたくないと語る。
