きょうの東京株式市場は、米国の経済指標が市場の予想を上回ったことで、米国で利下げが遅れるとの見方が広がり、ほぼ全面安との展開となった。平均株価の下げ幅は、900円を超える場面もあった。東京外国為替市場の円相場は、約34年ぶりの円安水準となる1ドル154円台をつけた。米国で17日から行われるG20会議を前に、鈴木財務大臣は為替について、「議題にならなくとも話題にはなる」と述べ、必要に応じ日本の立場を伝える考えを示した。
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