先週の日経平均株価は売りに押される展開となった。週始めはトランプ次期大統領の経済政策に期待する動きが強かったものの、発表される閣僚メンバーは保護貿易主義とみられ第二期トランプ政権では世界的に輸出入が停滞する恐れからヨーロッパやアジアなどアメリカ市場意外の株式市場は売られ東京市場でも下落する銘柄が目立った。業種別騰落率、上昇率1位は銀行業。先週はメガバンクの決算が相次いだがこれまでM&Aを続けてきた海外事業が好調なほか、日銀の入り上げが追い風となり軒並み好決算を発表し銀行業指数も大きく上昇した。下落率1位は電気・ガス業。