エストニア共和国・タリン港から来たコンテナ。エストニアは北欧のバルト三国で最も小さくIT先進国としても有名。東京港まではドイツ・ハンブルク港で載せ替えるので3か月かかる。中身は室内用の組み立て式サウナ。コロナ禍以降、サウナブームで自宅に設置する人が増えた。組み立ても分かりやすく、サウナストーブとガラスの扉を取り付ければ1人用サウナの完成。フィンランドのサウナは伝統的な銭湯のようなサウナが多いがエストニアのサウナは今風なデザインだという。エストニア共和国大使館のオリバーさんはエストニアもサウナ大国の1つでみんなサウナを持っていると話した。毎年開催される若者に人気のイベントが街なかにある18か所のサウナを巡るサウナマラソン。フィンランドと同じ文化圏のエストニアでは13世紀にはサウナ文化が存在したとされる。家の中で最も神聖な場所とされ分娩室として使う人もいた。2014年にエストニアのスモークサウナがユネスコ無形文化遺産に登録された。