出火から約25分後の防犯カメラの映像では立体駐車場の中に煙が充満し、消防隊が中に入れない様子が映っている。なぜこうした事態になったのか。東京理科大学教授の関澤愛さんが注目したのは、防犯カメラが捉えた煙の動き。出火から約10分後、火元の方向から流れてくる煙に注目。出火側の煙が徐々に下側に落ちてくるのが見て取れるといい、煙が空間に充満した原因として指摘したのが天井をささえるはり。これまで立体駐車場では煙は天井の下を伝って外に抜けていくと考えられていた。しかしはりが行く手を遮ることで下に向かう流れが生まれ空間に溜まりやすくなったという。関澤さんは特に消防活動の上ではt愛作を考えていく必要があると指摘した。