開幕2戦目で放った大谷翔平の第1号ホームラン。大谷は打った瞬間に確信歩きをしていたが、打球はフェンスギリギリだった。ネットでは、天井に当たったのではないかなどと話題になった。専門家が映像を解析。映像を1コマ1コマ切り取り、打球を連続で合成すると、その軌道は完全にきれいな放物線になっていて、天井には当たっていないという。天井に当たって角度が変わったように見えたのは、カメラのブレによる目の錯覚が原因だという。大谷の打球角度は33度で、物理学的には最も飛ぶ角度だという。打球速度は約192キロ。完璧な角度で、速度もよかったが、無回転や前回転など回転が良くなかったため、途中で失速したと考えられるという。回転も完璧だった場合、空気抵抗のない所では262m飛ぶという。