東京科学大学の西田佳史教授は子供の事故予防について長年研究している。窒息を含むため、数値化した安全基準を作ろうと、小児科医などと共同で研究を進めている。参考にしたのは嚥下困難者用食品の基準。しかし市販の食品を調べると難しい面も出てきた。例えばうずらのたまご。死亡事故も起きているが嚥下困難者食品の基準だと危険性が判断できなかった。新たに検討したのが応形性。データを集めて、分析し、子供向けの安全基準を示したいと考えている。現段階では、硬くて粘着性の高いものは避け、球形のものなどは避けるなどの対応を。