昨日の東京株式市場では、アメリカの経済指標が市場予想を下回り、NY市場の下落を受けて取引開始直後から売り展開となった。さらに円高の進行による企業の業績悪化への懸念が広がり、9割を超える銘柄で値下がりした。午後には週末を前にしたまとまった売り注文が膨らみ、日経平均株価の終値は2216円63銭下落の3万5909円70銭となり、歴代2位の下げ幅を記録した。市場関係者からは「円高も進む中、投資家心理が悪化し、下げ止まりが見えにくくなっている」などとしている。
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