東京証券取引所は来週火曜日から取引時間を30分延長する。延長は2011年以来。現在の取引時間は午前9時から午後3時までで、来週火曜からは午前9時から午後3時半までとなる。これに合わせ、取引終了前の5分間には「クロージングオークション」を新たに導入。この5分間は注文を受けるだけで売買は成立せず株価は動かない。取引終了時間になると売り注文と買い注文を突き合わせて終値が決まる仕組み。投資家は5分の間に他の注文状況を見ながら発注や取り消しができるため終値の透明性が高まるとされている。東京証券取引所は取引時間延長と新たな仕組みの導入で取引の機会を増やし市場の活性化をはかるねらい。