東京証券取引所から中継。米国大統領選挙をにらみながらの東京市場、一部の激戦州でトランプ氏が優勢だと伝えられたことに市場が大きく反応している。また東京外国為替市場では午前中からドルを買う動きが加速し円相場はおよそ3か月ぶりとなる1ドル154円台まで円安ドル高が進んだ。朝方の水準からおよそ3円円安が進む荒い値動きとなっている。投資家の間で仮にトランプ氏が勝利した場合、米国で物価の上昇が続くという見方が出ていることがドル買いの背景にある。円安が進むにつれて東京株式市場でも買い注文が増え午後の取り引きが始まると日経平均株価は一時1100円を超える値上がりとなった。現在は700円以上の値上がりとなっている。市場関係者は今のところは円安株高だがこの先も開票状況に応じて投資家が反応する神経質な展開が続くだろうと話している。