東京都知事選で物議をかもしている立候補者と無関係のポスター。55万円をかけてポスタージャックをした50代男性が番組の取材に応じ「私の愚かさが元凶」と謝罪した。都知事選のポスター枠を事実上購入した50代男性が張り出したポスターには「投票に行こう東京を住みよい街に」との文言とともに、赤ちゃんが怒っている写真が使われていた。特定の政治団体が候補者のポスター掲示枠を“事実上販売”し、一定額の寄付で自由にポスターを貼れると呼びかけていた。男性は都内36カ所にポスター約900枚を掲示。愛知県在住の男性は番組取材に対して「未来の子どもたちによりよい未来を渡したいと思った。そのために東京から日本を変えていってほしいと思った。今行動を起こさなければ後で一生後悔するとポスタージャックに参加」と語った。ポスターに使われた写真は生後8か月のわが子。その後、男性は自らの手ですべてのポスターをはがした。