全国で相次ぐ闇バイトによる事件。厚生労働省は求人情報サイトの運営会社などに、犯罪に関わるような内容についてはすぐに削除し、警察などに通報することなどを求めている。250万件余りの求人情報を掲載している会社のオフィスでは、闇バイトの疑いがある案件について、手作業で確認をしている。それが求人内容などの目視による確認。さらに求人内容をAIが読み込み、異常に高い報酬ではないか、具体的な職務内容が書かれているか、「DMください」といった通常と異なる募集方法が行われていないかなどをチェックしていく。別の運営会社でも対策が取られている。求人内容のチェックをさらに徹底するとともに、利用者が怪しい求人内容を知らせる通報ボタンの運用などの対策を取るとしている。専門家は、利用者側も慎重にサイトを利用する必要があると指摘する。東京都立大学・星周一郎教授が、求人情報サイトを利用する際の注意事項などについて説明した。求人情報サイトの運営会社・進藤圭執行役員が、ユーザーを危険から守る為の努力について説明した。