- 出演者
- 広内仁 斉田季実治 星麻琴 竹野大輝 吉岡真央 菅谷鈴夏 野口葵衣
オープニング映像。
ことしのノーベル化学賞の受賞者に、多孔性金属錯体と呼ばれる材料を開発し、新たな分野を確立した京都大学理事の北川進さんら3人が選ばれた。北川さんは京都市出身の74歳。京都大学卒業後、近畿大学の助教授や東京都立大学の教授を経て1998年に京都大学の教授となり、去年京都大学の理事・副学長に就任した。多孔性金属錯体は穴の大きさを思い通りに変えられ、特定の気体閉じ込めや物質の取り出しが可能となった。日本からのノーベル賞受賞者は2年連続。個人では30人目となる。化学賞は2019年の吉野彰さんに続き9人目。北川さんが研究顧問を務める分子科学研究所の渡辺芳人所長は北川さんについて「仕事に関しては厳しい。オリジナリティーが重要で人のまねや誰がなにを言っているかっていうのは関係がない。自分がどう考えるのかというのが非常に厳しい」と語った。
ノーベル化学賞を北川進さんが受賞。科学技術振興機構の高村さんに聞く。北川さんの研究は「多孔性金属錯体」について。多孔性金属錯体は金属・有機構造体で物質を貯蔵・分離できる。幅広い分野で応用できる可能性があり、今後は環境浄化などへの使用も期待されている。
高市総裁は野党に挨拶回りを行った。高市総裁と立民・野田代表は同じ松下政経塾の出身。野田代表は高市総裁が萩生田幹事長代行を「傷ものが1人」と紹介したことを明かし「麻生さんがどうのと言われているけれど高市さんが自分で選んだ人たちだと強調していた」と語った。高市総裁はその後、日本維新の会、国民民主党へも挨拶へ。玉木代表はガソリン税の暫定税率廃止と年収の壁の引き上げについて「国民のためにも速やかに実施してほしいと高市総裁はじめ新執行部に言った」と明かした。一方、公明党とは連立政権の継続をめぐる合意が持ち越しとなっている。公明党内からは「政治とカネの問題を断ち切れない自民との関係を見直すべきだ」などという声も。斉藤代表はインターネット番組で総理大臣指名選挙の対応について「自民党と連立しなければ高市早苗とは書かない。当然のことだ」と述べ、連立合意ができない場合、高市総裁に投票することはないとの考えを示した。斉藤代表は高市総裁へ歴史認識や靖国神社への参拝についての考え方などの懸念の解消も求めている。高市総裁は毎年秋の例大祭に靖国神社へ参拝しているが、今年の秋の例大祭に合わせた参拝は見送る方向で検討しているという。立憲民主党は首相指名選挙での野党候補者の一本化を目指している。きょうは立民・安住幹事長が国民・榛葉幹事長に「野田代表への一本化にこだわらず、野党がまとまるのであれば玉木代表も有力候補だ」と伝えた。これに対し榛葉幹事長は慎重な考えを示した。維新・藤田共同代表も「ハードルが高い」とコメントしている。
ドジャースは第三戦へ本拠地で前日調整。先発の山本由伸は登板前日のルーティーンをこなした。大谷翔平はキャッチボールで感触を確かめた。佐々木朗希も軽めの調整。ロバーツ監督は佐々木への信頼を口にした。
野球日本代表の強化試合メンバーが発表された。投手は前回WBC優勝メンバーの日本ハム伊藤大海投手などが選出。野手では同じく前回WBC優勝メンバーの巨人岡本和真選手などが選ばれた。
北海道日本ハムファイターズのホーム最終戦セレモニーで新庄剛志監督は郡司裕也選手の勝負強さを絶賛。日本ハムの今季のサヨナラ勝ちは10回。うち3回は郡司選手のバットから生まれている。郡司選手は自分のバッティングの強みを「読み」と語る。本職の捕手での経験が活き、自分だったら捕手としてどう攻めるかを考えて打席に立っていると明かした。さらに新庄監督のアドバイスに従い打席でのスタンスを狭めるよう意識。結果、規定打席には少し足りなかったが今シーズンの打率は.297を記録した。
8日、石破首相は日本の政治外交史が専門の東京大学北岡伸一名誉教授と面会。戦後80年にあたり出したいとしているメッセージをめぐり戦争が起きた背景の分析や現代につながる教訓などで意見を交わした。
8日、富山市砺波の北陸自動車道で走行中だった刑務所のマイクロバスから煙が出て全焼した。このバスは名古屋刑務所の車両で受刑者1人と職員5人が乗車していたが全員脱出しけが人はいなかった。
ノーベル化学賞を受賞した北川進さんが中継で出演。北川さんは有機物・金属を組み合わせた化合物研究に取り組む中で極小の穴を多く持つ「多孔性金属錯体」という材料を開発。自身の研究について北川さんは「今まで概念にない新しいものを作ったときには学術界や世間の常識がありましたけどそういうものはできないと言われたことがあってそれが長々と続いたことは辛かったんですけれども、これは絶対にできるという変な確信がありまして研究室の若い人たちと一緒に研究してきてここに至ったというのが現在です」と語った。
ことしのノーベル化学賞の受賞者に、多孔性金属錯体と呼ばれる材料を開発し、新たな分野を確立した京都大学理事の北川進さんら3人が選ばれた。日本からのノーベル化学賞受賞者は9人目となる。