トラベルドクターに新たな依頼が。齋藤利郎さん89歳は83歳までとび職をしていたが引退。釣りが趣味だった。3年前に大腸がんが見つかり、今年3月「長くて余命半年」と伝えられたという。利郎さんが行きたいところは青森県。「夫婦で世話になった恩人に会いたい」という。トラベルドクターの伊藤さんは週に1度非常勤の麻酔科医として勤務している。代々医師の家庭で誕生し大学も医学部を卒業。実家の病院を継ぐことも考えたが研修医の時に人生の転機があった。伊藤さんは介護士の資格を取得し旅行業務や写真・動画編集を学び3年前にトラベルドクター株式会社を設立した。特別な福祉車両も導入した。娘の結婚式に参加したというがん患者の男性など、これまで100人以上の「病気で諦めていた旅行」を実現してきた。
出発の2日前に福祉車両で事前に青森へ行き導線の調査などを行った。移動手段や宿泊先もすべて手配する。さらに主治医や現地の医療機関とも連携する。交通機関や宿泊施設にも協力を依頼。旅行には看護師と理学療法士も同行する。今回の旅行を依頼したのは娘のさとみさん。病院から東京駅までは手配した介護タクシーで移動。新幹線では多目的室を予約。3時間後新青森駅に到着した。ここからは伊藤さんが特注した「トラベルドクターカー」で移動。クラウドファンディングを活用し約1000万円かけている。さらにバイタルモニターや吸引器などの医療機器を常備。伊藤さんは自分で車両を運転するために普通二種免許を取得した。都内の病院を出てから約7時間で到着した。13年来の恩人と再開する。4年ぶりの再開に感極まる利郎さん。青森は現在認知症で施設に入っている妻と4年前まで頻繁に訪れていた場所。
2日目。まずは体調をチェック。突然、利郎さんが「マグロ食べられるかなぁ」と話した。大間は夫婦の思い出の地とのこと。青森市内から大間までは約3時間半。続いて夫婦の思い出の地、大間崎へ。3日目に東京に帰った。その3週間後、利郎さんの通夜が営まれた。家族は行ってよかった
とコメントした。
出発の2日前に福祉車両で事前に青森へ行き導線の調査などを行った。移動手段や宿泊先もすべて手配する。さらに主治医や現地の医療機関とも連携する。交通機関や宿泊施設にも協力を依頼。旅行には看護師と理学療法士も同行する。今回の旅行を依頼したのは娘のさとみさん。病院から東京駅までは手配した介護タクシーで移動。新幹線では多目的室を予約。3時間後新青森駅に到着した。ここからは伊藤さんが特注した「トラベルドクターカー」で移動。クラウドファンディングを活用し約1000万円かけている。さらにバイタルモニターや吸引器などの医療機器を常備。伊藤さんは自分で車両を運転するために普通二種免許を取得した。都内の病院を出てから約7時間で到着した。13年来の恩人と再開する。4年ぶりの再開に感極まる利郎さん。青森は現在認知症で施設に入っている妻と4年前まで頻繁に訪れていた場所。
2日目。まずは体調をチェック。突然、利郎さんが「マグロ食べられるかなぁ」と話した。大間は夫婦の思い出の地とのこと。青森市内から大間までは約3時間半。続いて夫婦の思い出の地、大間崎へ。3日目に東京に帰った。その3週間後、利郎さんの通夜が営まれた。家族は行ってよかった
とコメントした。